うつ病でも仕事を続けたい!心の病で仕事を続ける方法
最終更新日: 公開日:2015.04.10
仕事や職場の人間関係で悩み、激しい倦怠感ややる気の低下、場合によっては死んでしまった方が楽などとうつ病を発症するケースは後を絶ちません。
あなたもうつ病の症状で悩んでいませんか?
うつ病は放っておくと症状が悪化する病気です。
癌などの肉体的な病気と同じく、早期発見、早期治療が必要な心の病気なのです。
まずは心療内科を早めに受診してください
激しい倦怠感、やる気の低下など、少しでも自分がうつ病かな?と思ったら、迷わず心療内科を受診してください。
心の病気は恥ずかしいことでも何でもありません。そして我慢したからといって決してよくなる病気ではありません。悪化させる可能性が大きい病気なのです。
病気なのだから、症状を改善する診療があり、薬があります。
自分が単に弱い人間なんじゃないか?と落ち込む必要はありません。体の病気と同じく、誰でも発症する可能性のある病気です。
うつ病など心の病は早め早めの対応が不可欠。自分が少しでもおかしいと感じたら、まずは心療内科を受診してください。
うつ病でも仕事を続けることはできる
診療内科を受診して適切な薬を処方してもらえば、うつ病の症状は改善されますし、そのまま治ってしまうこともあります。
うつ病など心の病は一度発症するとなかなか治らない人もいます。
でもなかなか治らないといって落ち込む必要はありません。乾燥肌などで悩んでいる人と同じく、薬によって症状を抑えながら上手く付き合って仕事をしている人は沢山います。
うつ病でも仕事を続けることはできます。そのためには会社の協力が欠かせません。
まずは一時的にひどくなっている症状を抑えるために、1ヵ月程度お休みをもらいます。最近は社員に対する福利厚生の面は徹底されていますので、通常の会社であれば病院の診断書があればお休みをもらえるはずです。
まずは少しだけお休みをいただきましょう。
その後会社へ復帰してからも、仕事内容などの面で今までのように負担がかからないように配慮してもらいましょう。
ここで「迷惑かけているな」などの遠慮はいりません。
何度も言いますが、うつ病などの心の病は風邪などの体の病気と一緒です。症状が良くなるまで仕事の面では会社とよく相談しましょう。
薬を飲んで症状を抑えながら徐々に仕事をこなしていけば、自然と病気も良くなりどんな仕事もできるようになる日が必ず来ます。
会社の協力が得られない場合は転職も考えてください
もし、うつ病と診断されてもお休みがもらえなかったり、仕事内容も見直されないような会社ならば、転職も考えてみてください。
・せっかく入った会社なのに
・我慢すれば慣れるかもしれない
・辛いだけで辞めるなんて情けない
上記はうつ病を悪化させる人によくある考え方です。
僕自身、過酷な仕事内容や上司の罵声や怒号といったパワハラでうつ病と不安障害という心の病気を発症させました。
その時に上記のような考えを持っていましたが、心療内科の先生に「体が健康であってこその仕事です。我慢に我慢を重ねて健康を悪化させてまで働く必要なんてないんですよ」と言われたときに、肩の荷が下りたようで、思わず泣いてしまいました。
僕はその時の職場環境では、うつ病に対して理解が得られるとは思えずに、すぐに転職活動を始めました。
転職支援サイトの情報から、うつ病など心の病で悩んでいる人が多いこと、そのような人たちが転職して状況が改善されて伸び伸びと仕事をしていることを知り、自分にも可能性があることから、気持ちが少しずつ前向きになったことを今でも覚えています。
今現在、転職して6年経ちますが、うつ病や不安障害といった症状は全くなくなり、伸び伸びと仕事に取り組むことができています。
今の会社にいてもうつ病が治らないと思ったら、転職も考えてみてください。
転職について調べたり、情報を集めてみることで、状況が変わってきますよ。