仕事にやりがいを感じられないときに考えること
最終更新日: 公開日:2015.04.10
やりがいを持って仕事に取り組めている。
今の仕事は大変だけど充実感がある。
各企業のホームページを見ると必ず社員紹介のページがあり、そこで社員の仕事内容とともに「社員の声」といった形で上記のような感想が書かれています。
もちろん自分の会社のホームページにネガティブな内容を載せることはできませんが、社会人になりたての新入社員や就職活動中の学生は、この「やりがい」や「充実感」に囚われてこだわります。
やりがいと充実感で満たされた社員なんてあまりいません
ですが実際の社会では、本当にやりがいを持って臨み充実感で満たされている社員なんてほとんどいません。
その仕事が好きでやっている人や、その会社の居心地がよく伸び伸びと仕事に取り組めるといったことはあると思います。僕自身、今の職場は居心地は割といいし、伸び伸びと取り組める環境です。
でも、やりがいを持ってバリバリ臨んでいるか?と言われれば、答えはNOです。仕事内容もあまり好きではありませんし、できることなら働きたくなんかありません。ロト6やtotoBIGが当たれば、さっさと会社は退職したいと思っているくらいです(笑)
社会人7年目となる僕の目から見ると、新入社員や就職活動の学生は「やりがい」や「充実感」に過度な期待をかけ過ぎてしまい、現実とのギャップで辛い思いをしている人が結構多いように見受けられます。
別に仕事にやりがいを持って臨む必要はありません。仕事に充実感を見出す必要はありません。
仕事は生きるための手段と割り切ったっていい
仕事はお金を稼ぐための手段として、日々の生活や趣味を充実させてもいいと思いませんか?休日返上、夜も深夜まで働いて、自分の時間が全く作れずに働くことにやりがいや充実感がありますか?
中には責任感が強くて、大変な仕事環境でもやり通さなければならないと追い込む人もいます。もで、休日返上して自分を追い込んで稼いだお金で何をしたいのですか?
僕は、社会人1年目で平日深夜、休日返上の生活を送っていた時、確かに給料はかなり貰っていました。大企業の子会社だったため、働けばその分残業代として計上されましたが、貯金をすることや散財することはストレス解消になりませんでした。
それよりも、日々の生活やプライベートが充実してこその仕事だと僕は思っています。
転職支援サイトを通して転職した今は、休日出勤はなく、平日も夜6時には自由な時間となります。もちろん繁忙期には夜遅くになることもありますがその時だけです。常に仕事のみの生活ではありません。
仕事のどこにやりがいや充実感を見つけるかは個人個人違うと思います。
僕は、例え小さい会社でも給料が少なくても、伸び伸びと仕事ができて、プライベートに時間が費やせる生活こそが、社会人としての本当のあり方だと思っています。
僕のような考え方は一般的にはネガティブに捉えられがちですが、そんなことはありません。
職場の環境、会社の人間関係、仕事内容に余裕があってこそ初めていい仕事になるし、プライベートも充実してくるものですよ。