【体験談】パワハラ上司から罵声や怒号を浴びる日々
最終更新日: 公開日:2015.04.10
転職サイトに登録して、転職事情やサービスに触れることで「いつでも転職できるんだ」という事がわかり、気持ちが前向きになってきました。
ですが、職場の環境が変わったわけではありません。まだまだ追い打ちをかけるような酷い状況は続きます。
上司の理不尽なパワハラ
苦手なサポートの仕事
お客先への謝罪対応が終わりかけたところで、今度は違う上司の下でお客への操作サポートの仕事を当てられました。
先の障害対応で、製品の操作画面が変更となり、製品を使用しているお客先から操作方法などのサポート電話を受け付ける係となったのです。
もともと私は接客やお客への対応、話すことが苦手です。
前の会社を選んで入社したのも「開発業務に携わって開発スキルのレベルアップを図りたい」と思ったからです。
もちろん、会社に入社すれば仕事を選ぶことはできません。
お客さんが使用する製品ですから、その後のフォローでユーザーサポートなどの作業も出てくるでしょう。私自身、そこに不満はなく仕事としてやることに文句はありませんでした。
上司の理不尽極まりないパワハラ
問題は、直属の上司の酷いパワハラでした。
サポート電話が終わるたびに毎回罵声や怒号を浴びせてくるのです。
画面の名称がバラバラだ!
わかりにくい!
製品をわかって説明してんのか!?
などなど、大声で怒鳴り声をあげて恫喝してくるのです。
私自身、先の謝罪対応で全てのお客先に回り、店舗ごとのお客の操作レベルもしっかり把握してきました。製品やITに詳しい人もいれば、IT関連の機械の操作が苦手な方もいます。
そのようなユーザーレベルに応じて、言い回しを変えたり、誤解されやすいようなところは省略したり、丁寧に説明したりしていました。
そのように反論すると「生意気だ!」「1年目のくせに」などお決まり文句で罵声を浴びせてくるのです。「お前が俺に意見を言える立場か?」と。
本格的に転職を決意する
転職して、新しい会社で社会人を6年経験した今言えるのは、上司、部下関係なく、闊達な意見の交換や議論ができない職場、会社からいい製品は絶対にできません。
もちろん、上司の方が経験も技術もあり正当な意見のことが多いのですが、部下の意見や提案から上司も気づかない点が生まれることも往々にしてあります。そのような柔軟な対応ができない会社からいいサービス・いい商品が生まれるわけはないと思っています。
私はこの恫喝上司を前に、本気で転職を決意しました。
私も与えられた仕事は不真面目にはできない性格のため、明らかにおかしな理論で罵声を浴びせてくる上司に反論していましたが、心身共に本当に疲れ果てました。
そしていよいよ体調を崩すほどのうつ病にもなってしまったのです。
うつ病をきっかけに「この会社にいたら生きていけない!」と思うようになり、ついに本気で転職活動を決意することになってのです。
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今の仕事が本当に自分に合っているかどうかを知ることは重要です。
私の場合、お客先への謝罪対応や電話サポート業務などは、明らかに自分に合っていませんでした。
言動も萎縮して、自分の脳力を上手く発揮できませんでした。
元気になって働きたいのに、自分の適正に合っていない職業だと同じように失敗する可能性が高くなります。
もちろんそれがどうしてもやりたい仕事なら仕方ないですが、まずは自分の適性だけでも知っておいて損はないでしょう。
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