キャリアアップ転職を成功させるコツ
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長く会社で働いていると「キャリアアップ」という言葉を意識することがあります。
キャリアアップとは、より高い専門性の知識や技術を身につけることや、より高い経歴・地位・給与を確立することを言います。
①より高い専門的知識や能力を身につけること。経歴を高くすること。
②高い地位や高給職への転職。
従来のキャリアアップでは、
・ひとつのスキルを深くしていく「深める型」
・幅広いスキルを身につけていく「広げる型」
が別に考えられていましたが、最近のキャリアアップは、「スキルの幅を広げながら深さも掘り下げていく」といった両方の能力が求められるようになってきました。
目次
キャリアアップ転職で意識すること
キャリアアップ転職は、より高い地位・収入・経歴の形成です。
そのため、単純に「前の仕事が合わない」「給料が悪い」からといったネガティブな理由ではキャリアを形成することはできません。
当然、転職活動のときも求められるものは高くなりますが、20代と30代で求められる内容は少し異なります。
各ケースの20代、30代のキャリアアップ転職のコツをご紹介します。
アピールポイント
20代では、今まで培った技術や知識がアピールポイントです。
「自分はこれからこういうことができる」といったポテンシャルをアピールするのではなく、今までやってきた仕事内容、それに伴って身につけた技術をアピールして、どのように応用できるかを説明しましょう。
30代では、技術や知識ももちろんですが、マネジメント能力がアピールポイントです。
具体的な数値や裏付けとなるデータを出して、自分のマネジメントによって、どの程度工数が管理できるか、収益に貢献できるかをアピールします。部下の実績なども紹介して部下への指導力もアピールできるとなお好印象です。
どの年代にも言えることは、内容の具体性です。
実績・数値・データなどをもって具体的に自分をアピールすることがカギになります。
資格・スキル
公的機関の一般的な資格やスキルについて、20代ではアピールポイントになりますが、30代ではアピールポイントにはなりません。
例えば、IT関連職で言えば、情報技術者試験や、その上位の試験などです。
もちろん取得してないよりはあった方がいいのですが、それだけがアピールポイントになるのは20代まで。30代になると、資格やスキルよりも「実績」が評価されます。
・どのような仕事をどのような立場で携わってきたか
・プロジェクトの工数管理にどのように貢献してきたか
・収益の面でどの程度寄与してきたのか
こういった具体的な経験が求められます。
スキルや資格は、その裏付けとなる補助的なものと認識しておいた方がいいでしょう。
わからない質問をされたとき
キャリアアップ転職の面接の際、しばしば「わからない質問」をされることがあります。
他業種の内容や今まで関わりのなかった仕事への質問です。
質問者が相手の実力を試すために質問することがあります。
20代であれば、素直に「わからない」と回答しても問題ありません。
わかったフリをして適当な回答をするよりも、わからないことはわからないと伝え、その上で自分なりの考えを述べればいいだけです。
但し30代のキャリア形成となると「わからない」では通りません。
今までの知識や経験をもとに、質問された内容を分析して回答する必要があります。
「自分の経験では、このくらいの数値を結果として残せたが、他業種のメリット・デメリットを鑑みてこのくらいの数値になる」といったような、分析した回答が求められます。
キャリアアップして会社に貢献するためには、今持っている情報や経験から、未知のことをできるだけ的確に捉えて分析して、最善の解を出すことが求められるからです。
一番重要なのはキャリアアップの目的
キャリアアップ転職を成功させるうえで一番重要なのは、収入や肩書きよりも、成長欲求ややる気を起こさせるための内的動機です。
上記で書いたようなテクニックは学ぶ必要がありますが、自分の核となる部分の動機がブレてしまうと、転職活動が続かないし、面接でも見抜かれてしまいます。
今一度「なんのためにキャリアアップしたいのか?キャリアを形成したいのか?」を自分に問いただして、明確な内的動機があるか確認しましょう。
キャリアアップ転職にはエージェントが欠かせません
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・キャリアアップ転職の攻略法
上記でも書いてきたとおり、キャリアアップ転職にはコツがいります。
より具体的な最新の攻略法を学ぶためには、現場で最新の情報を収集しているエージェントの協力が欠かせません。
単なる転職であれば、WEBだけの転職活動でも完結することはできますが、キャリアアップの場合はエージェント抜きでは成功が難しい時代になっています。
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